衛宮士郎の受難


ざわめく教室、しかしその騒ぎはいくら昼休みにしても、尋常ではない


―――――何故こんなことになってしまったのか?

士郎は必死で頭をめぐらせていた。

『俺はただ……昼飯を食べたかっただけなんだ……』

それが、何故こんな風に修羅場に巻き込まれているのか、否、巻き込まれているのではない。
彼は今、修羅場の渦中のど真ん中ストライクにいた。

















聖杯戦争の終了からはや一月
衛宮家の朝は、すっかりかつての平和な様相を取り戻していた。


タンタンタン……


朝餉の味噌汁のために、ネギを刻む桜の包丁の音が軽やかに響く


ドタドタドタ!と、豪快な足音と共に現れる飢えたタイガーこと、藤ねぇのやかましい朝の挨拶

「おはよ〜〜」

藤ねぇに続いて聞こえる少女の声
すでに、藤ねぇの扱い方をマスターしたイリヤだ、全くもって賑やかさは、かつて以上だ。


そう、何よりも一月前と違うこと、それは・・・・・・

「おはようシロウ、今朝はまた随分とゆっくりですね」

ニコリ、と、朝から穏やかな笑顔を向けてくれる金髪の少女。
あの聖杯を巡る戦いで、多くの物を得て、多くの物を失った。

しかし、目の前の少女と穏やかな時を過ごせる奇跡。
これは、士郎にとって最大の僥倖だった。

「お待たせしました」

ようやく、慎二を失った傷も少しは癒えたのか、桜はまた頻繁に家に訪ねてくるようになった。
いつの間にか衛宮家の朝食の食卓は、士郎、桜、藤ねぇ、イリヤ、セイバーの五人で囲むようになっていた。
確かに五人ともなると食費も馬鹿にならない
俺のバイトも少々ハードになった
つーか、藤ねぇはお願いだから食費を入れて欲しい
しかしそれすらも、この幸せな時間の前には些細なことに思えた。




「あら、相変わらず美味しそうね、桜」

そう五人で・・・

「何ボーっとしてるのよ、士郎。あ、玉子焼きもらうね」

―――――あれ?
確認しよう、この家に暮らすのは俺とセイバー、そして毎朝訪ねてくるのは桜に、イリヤに、藤ねぇだ。
うん、間違いない。

「やっぱり、桜の玉子焼きは美味しいな、おかわり」

・・・じゃあこの目の前で、当たり前のように俺の玉子焼きを、どんどん平らげてくれていやがるのは?

「何よ士郎、言いたいことは、はっきり言った方がいいわよ」

「・・・・・・遠坂、なんでこんな所にいるんだよ?」

シレーッとした顔で俺のおかずを強奪していくのは、我が学園の偶像(アイドル)遠坂凛だった。

「桜のご飯美味しいんだもん」

俺のジト目など意にも介さず、パクパクと二杯目のご飯を口に運ぶ。

ふぅーーー、と、溜息をついて最後の一個になった玉子焼きを、遠坂に奪われる前に口に運んだ。
この溜息には、いろいろな意味が込められているのだが、その成分は苦情よりも苦笑が多い。
週の半分は家で食事を取る遠坂に、今更文句を言う気はしない。
と言うか言っても仕方ない、勝てないだけならまだしも、三倍返しとばかりに、からかわれるのだからたまらないしな。

まあ、かつて憧れていた優等生。
その本性を知っても、変わらずに、むしろかつて以上に遠坂を好意的に思っている衛宮士郎にとって、遠坂凛と食事を取るのは全然嫌なことでもないし。


・・・・・・・・・むしろ嬉しい
いや、本人には死んでも言わないが。


最も学校でわざと親しげにして、俺を困らせるのは真面目に勘弁して欲しいのだが。
特に、一成と一緒の時など、この悪魔のような少女は、天使もかくやと言うほどの輝きを見せるのだから、始末が悪い。
そんな時のこいつの表情は、まさに天使のような悪魔そのものだ。



鮭の西京漬の切り身を口に運ぶ

「お!」

桜は最近益々料理の腕を上げてきている。
和食ですらギリギリ互角と言ったところか。
弟子の成長を嬉しく思う反面、やはり少々悔しい気がしないこともない。

コクコク、と、幸せそうな顔で頷きながら、静かに食事を口に運ぶセイバー
しかし、セイバーは美味しい物を食べている時は、本当に、本当に、ほんと〜〜に!!幸せそうだ。



『ムーーーー、けっこう悔しいな』



どうせなら、俺の手でセイバーを幸せそうにしてあげたいなー、何ていう少々子供っぽい感情。
それが自らの受難の発端だったとは、その時衛宮士郎は気がつきもしなかった。




























セイバーは、春の日差しを眩しそうにしながら空を仰いだ。
彼女の生まれた国にはない、サクラというピンク色の花が舞っていた。
慎ましく、それでいて見る者の心を和ませる、それは彼女の知る同じ名前の少女と良く似た印象だった。
小鳥の囀りに耳を貸し、青い空に浮かぶ白い雲を楽しむ。


心休まる時間


それが、彼女にとってはもったいないほどに貴重な物だった。



かつて王として過ごした時、彼女は常に白銀の鎧を纏っていた。
それは、比喩ではない。
彼女の王としての人生、
それは聞える楽の音は剣戟、身を彩るは紅の戦乱の日々。

まして英霊として過ごした日々は、自らを人ではなく剣と成す、一層の苛烈な戦闘の日々。

そんな彼女にとって、平穏こそが黄金よりも貴重な物だった。


「それもこれもシロウのおかげですね」

士郎の名を呟くだけで思わず笑みがこぼれた。
右手には、彼女の笑顔の原因となる物がある。


そのどうしても緩む頬を、無理にでも引き締めて彼女は門をくぐった。
自分でも驚くような子供っぽい思いつきのために。


「ふふふふふ、シロウは一体どんな顔をするのでしょう?」



〜今朝〜


桜や凛に遅れること、数十分。
士郎は何やら台所で奮戦していた。

「シロウ、どうしたのですか?学校に遅れてしまいますが・・・」

「今行くよ、・・・で、セイバー。良ければこれを昼にでも食ってくれ・・・」

「お弁当・・・ですか?どうしたのです、突然」

顔を赤らめ、照れくさそうに頭を掻く士郎。

「いや、今朝、桜の料理に幸せそうなセイバーを見てたら何だか悔しくってさ」

「私が幸せそうだと、シロウは不快なのですか?」

意味が分からず首を捻る。

「そうじゃなくてさ、出来れば俺の手でセイバーを喜ばせてあげたくて」

そう言い捨てると、士郎は脱兎のように家を飛び出していった。
一人残されたセイバーは熱くなる頬を抑え、思わず顔が緩む。

お弁当は嬉しい。
士郎が腕によりをかけて作ってくれたのだ、味は大いに期待できる。
しかし、それ以上に嬉しいのは、恥ずかしさのあまり脱兎のように逃げ出した少年の言葉。


『出来れば俺の手でセイバーを喜ばしてあげたい』


嬉しかった、ただただ純粋なその好意が、何よりも彼女は嬉しかったのだ。
いままで彼女は女性として扱われたことがないから。
セイバーである時も、アーサーである時も、彼女は『少女』になることなど許されなかった。
少女であること、それは自ら切り捨てた、遥か遠い望みの形
かつて彼女がアルトリアであったころに見た夢の残滓


好きな男の好意に胸を高鳴らせる


そんな単純なことすら、彼女にとっては特別すぎて、望むべくもない、遥か遠い夢だったから。



ふと、目をやると、取り残された自分の物とは別の弁当箱

だからかもしれない。
およそ彼女らしくない、そんな子供っぽい事を思いついてしまったのは・・・





















午前の最後の授業が終わり、とたんに教室がざわめく。



「衛宮、飯食いに行くか?」

「いや、今日は俺弁当を持ってきているから」

その言葉にクラスの飢えた狼達の耳がピクリと反応する。


ガバ!!っと、音を立て立ち上がると、女子の一団が最高の笑顔を士郎に向ける。

「衛宮君、こっちで一緒に食べようよ。おかず交換しよう!」

血走った目、既に涎を口元にのぞかせて男子生徒が声高に声をかける。

「衛宮、学食で食おうぜ!俺のから揚げ定食分けてやるからさ!!」


溜息をつく士郎を尻目に、世にも醜い奪い合いが男女の間で繰り広げられている。
自らのクラスの、聖杯(士郎の弁当)戦争を尻目に、自らのカバンを開き、朝から手間をかけて作った自信作を取り出そうとするも・・・


「あれ!!?」


士郎の声に、それまでのサーバントも顔負けの、欲望に彩られた殺意の嵐がピタッと収束して、クラスの視線が士郎に突き刺さる。

「まさか・・・」
「衛宮君・・・」

「ああ、弁当家に置いて来ちまった」


それまでの祭りの真っ只中のような活気が、一気にまるで葬式のような空気になってしまった。
心なしか、生徒の顔からも生気が抜けたようだ。


その効果たるや、ライダーの『他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォート・アンドロメダ)』顔負けだ。
後藤君など、ショックのあまり倒れた身体が、心なしか溶けて見える。


そんな、混沌とした教室の扉に小柄な、士郎には見慣れた影が見える。


ガラガラガラ・・・・・・


『おかしいな?俺は幻覚でも見てるんだろうか?』


輝くような金色の髪と、春の陽光のような碧眼
いつもの服に身を包んだ姿は、上品で可憐な一輪の華の様だ
柔らかく微笑んで扉の前に佇んでいるのは・・・・・・


「シロウ!」


幻覚が嬉しそうに手を振っている。


「そうか、夢かこれは・・・
だよな、セイバーが学校に来るわけ無いもんな」


とりあえず手を振り替えしてみる。
嬉しそうな足取りで士郎の前に立つ幻覚
僅かに上気した頬は、まるで雪原に咲いたバラのようだ


「シロウがせっかくの食事を忘れていたので届けに来たのです」


何が嬉しいのか、弾むような口調に子供のような表情。
見慣れた彼女とは違う、士郎だけが知っている、アルトリアと呼ばれる彼女の顔。


「セイバーが弁当を届けに来てくれたのか?」


そんな馬鹿な、と、思いっきり自分の頬を抓る・・・
おかしい、夢なのに痛いじゃないか


「おかしいな、セイバー。抓った頬が痛いんだが」

「自ら抓ればそれは痛いでしょう、どうかしたのですか?シロウ」

呆れるようなセイバーの言葉と、自らの身体の痛みで受け入れざるを得なくなった。
しかし、どうしても納得いかない


「セイバー、これは夢じゃないのか?」


肩を竦めたあと、ゆくっりと近づく少女の顔


コツン、と当てられた額
息のかかる位置にあるセイバーの唇
彼女の吐息が頬をくすぐる

あの夜のセイバーの柔らかな感触が脳裏に浮かぶ。

カーっと顔に血が上る

「やはり・・・熱があるのですねシロウは」

くすぐる吐息はまるで媚薬の魔法のよう

バクバクと言う心臓の音が限界を告げる

――――――――――マズイ、これ以上このままでいたら・・・

「大丈夫だ、セイバー」

一気にズザーッと距離を取る士郎を不思議そうに見ていたセイバーが、ニッコリと極上の笑みを浮かべた。

「それでは、お弁当を食べましょう」

「・・・・・・ハ?」

―――――今、何て言った?
とんでもない事を言った気がするのだが・・・

「今朝から楽しみで仕方がなかったのです、シロウが腕によりをかけてくれたお弁当が」

「・・・・・・ここで、食べてく気か?」

「当然です、一人で食べるよりも、シロウと一緒に食べた方が何倍も美味しい」


心の底から喜んでくれているのが伝わった
彼女の、あのセイバーの顔が幸せそうに緩んでいる。


「ア・・・それは、その顔は反則だ・・・」

ルン♪という擬音が目に見えそうなほどに、はしゃいでいるセイバー
その表情は明らかに自分よりも年下の少女の顔で・・・・・・

だから思い出してしまった

彼女は、アルトリアは、自分よりも小さく華奢で柔らかい、その女の子なんだって事を痛感してしまう
しかも極上の美少女の・・・

陶然とその表情に見惚れる士郎
呆然とその様子を眺めるクラスメイト



「オイオイ、あれは一体誰なんだ?」

「綺麗な子・・・一体衛宮君とどんな関係なのかな?」

「最近遠坂さんとも親しくしてるってのに・・・」

「衛宮君て、掴み所がない人かと思ったけど実はすっごい女たらし?」


突然の外部生の乱入
しかもそれが金髪碧眼の超が付く美少女

クラスのざわめきがどよめきに変わり、それはやがて爆発する直前で、一成が平然とセイバーに挨拶を交わす。


「いつぞや以来、その後健勝か?」

「何も問題ない。シロウは優しいし食事も美味しい」

「うむ、善哉善哉」


カラカラと笑う一成を後藤君がクラスを代表する形で腕を引く。


「あの娘は何者でござるか?」

「ああ、セイバーさんか。彼女は今、士郎と暮らしておる」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

目を点にする後藤君を初めとするクラスメイト

「ええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!??????」


「と言うのも、士郎の父と縁がある娘だそうで・・・」

絶叫が木霊する教室
だれも、もはや一成の話など聞いてはいない。

そのざわめきは周りのクラスにも届いていた



そんな、クラスの喧騒にセイバーは首をかしげながらも士郎と共に食事につく。

「美味しいかい?セイバー?」

幸せそうな顔でコクコクと頷くセイバーを見ていれば聞くまでもない

「はい」

『ふぅ〜、後での言い訳は大変そうだが、セイバーが嬉しそうだし善しとするか』


暖かな春の日差し
目の前で幸せそうに微笑むセイバー
教室と言う日常そのものの場所に居るせいだろうか?


一瞬、セイバーと共に送る学校生活を夢想してしまった


それはきっと幸せな夢の形
手に入らないから、望むべくも無いからこそ余計美しい儚い希望


この幸せな時間のためなら、言い訳なんていくらでも考えよう、そんな気がしてきた























・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・遠坂(あらし)が来るまでは。


「あらセイバーさん、お久しぶりね。珍しいところで会うわね」

眩しいばかりの笑顔
学園生活をこの笑顔と、幾重にも被って来た猫の皮で過ごしてきた極上の笑顔である。
もっとも、士郎は知っていたが・・・。
この表情は獲物をいたぶるネコのような表情だと


「凛、何を言っているのです、今朝会ったばかりですが?」



「・・・なんで、衛宮の家の娘と遠坂が今朝会うんだ?」
「あの二人の家って遠いよな?」

再びざわめく教室


「ああ、そうだったわね、今日の夕飯は私が作ってあげましょうか?」

「それは嬉しい、桜や士郎の食事も美味しいですが、凛、貴女の食事も大変に美味しいのですから」


「夕飯を作りに行く?どういう関係なんだ」
「何だか頻繁に訪ねていっているような会話だぞ」


教室の男子の視線が士郎に突き刺さる。


「あ・・・遠坂?」


冷や汗が背中を伝う。


その士郎に一瞬だけニヤリと、悪女の笑顔を見せる。


カタカタカタ

「どうしたのですシロウ?震えているではないですか?」

「そう?私には全然分からないけど」

机がガタガタいうほど震えているのに気がつかない筈がない

そう、全ては彼女の掌の上


「無論です、シロウは私の主であり、一心同体ですから」

耳目を3人に傾けていた、教室がピシッと音を立てて凍った

「わざわざお弁当を届けに来るくらいだ物ね♪」

「凛、貴女も知ってのとおり、私はシロウのものです。シロウの願いならば、私にできることなら拒むことなどありえない」


『どんな命令でも〜〜!!!?』

教室中に良からぬ妄想が広がる

目の前の清純そのものの聖女の淫らな妄想


「そうよね、あなたの大切な物(遥か遠き理想郷)を捧げるくらいだものね」

「無論です、私はシロウに既に私自身(の誇り)を捧げているのですから当然です」



ブッ!!!



とうとう、後藤君が鼻血を拭いて倒れた。



『絶対に変な勘違いをされている・・・』


背中に刺さる視線からは、ギルガメッシュを圧倒するような殺意が籠っている。
向けられる悪意は、聖杯から溢れる黒いヘドロも裸足で逃げ出すくらい凶々しい



「そっか、じゃあセイバーのリクエストに答えて今夜も泊まりに行くわね、士郎。
私じゃセイバーにはかなわないけど、貴方のために何かしたいの・・・。
だから、いろいろ、お・し・え・て・アゲル♪」

『今日は確かに魔術を習う日だったが・・・遠坂』

丁寧に投げキスまでして出て行く凛の後姿を士郎は力無く見守った


「では、わたしもそろそろ帰りますね」

お弁当がよほど美味しかったのか、終始笑顔を見せたままセイバーは弾むような足取りで教室から出て行った















―――――何故こんなことになってしまったのか?

衛宮士郎は必死で頭をめぐらせていた。

『俺はただ……昼飯を食べたかっただけなんだ……』






今や混沌と混乱が渦巻く教室で、士郎は呆然と自問していた。



ポン、と背中に手を置く一成

「言ったとおりであっただろう?」

「いや、これは受難なんて言うレベルじゃないぞ・・・」

友人の力ない言葉に一瞬きょとんとした後


「カンラカンラ、確かにそうだな。
訂正するよ、受難ではなく女難だったな」



「うむ、我ながら言いえて妙だな」


力無く佇む士郎の傍で一成は満足げに頷いていた。




後書きVER1,2


まずは、前の壁紙は読みづらかったですね。やはり。
私も書きづらかったんで間違いないでしょう。
でも、あれがあんまりにも綺麗だったんで、まあいいかなぁ、と・・・。
すいません、目に優しくないですね。直しました。

あと、誤字の指摘ありがとうございます。
これだけはどうしても直らないです(汗)
無論これからも気をつけますが、気がついたら指摘をお願いします。

後書き


いや、失敗ですね
本当はセイバーのほのぼのとした一日と、クラスメイトにセイバーを見られて困惑する士郎を書きたかったんですが・・・

イメージ的には拙作のとらハSS『人の噂も75日』見たいな話を書きたかったのですが

ほのぼのともいえず、ギャグにもならず、落ちもイマイチ

駄作です(汗)

もっと要点だけに絞るべきでしたね

最初のSSなだけに、あれもこれもと欲張りすぎました

次に書くのは100%ギャグテイストの『魁!!Fate塾』か、シリアスな話を書く予定です

イメージ的には同じ拙作のとらハSS『剣鬼の哭く夜』のイメージで


初めてだけに感想欲しいッス