THE・ちぇんじ
前編 《還ってきた娘》
「奇怪しい・・・」
黒桐幹也は、自身が勤めている伽藍の洞の扉の前で呟いた。
朝の目覚めは爽やかで、古傷を除けば肉体的に不安は無い。
ここ最近は、珍しいことに毎月給料が支払われているので、精神的にも不安は無い。
先輩の事件依頼、自分や式の周りでは、何の異常も無く、世は平穏事もなしだ。
唯一変わった事と言えば、式の雰囲気が、また少し女性らしくなった事。
それと時を同じくして、何故か鮮花の機嫌が悪くなった事くらい。
少なくとも、「あちら側」の事件の気配なんて微塵も無い。
事務所の扉をもう一度開く前に深呼吸を一つ。
「おはようございます」
今出来る最も爽やかな笑顔で、事務所の扉を潜る。
「おはようございます、兄さん」
いつもと変わらない、お嬢様然とした我が妹、黒桐鮮花が優雅な挨拶を返してくれる。
「おはよう、鮮花。
せっかくの試験休みなのに、毎日来るなんて熱心だな」
礼園が入学試験中ということで、鮮花は今週一杯学校が休みらしい。
「ほんとに、飽きずに毎日毎日。
お前、暇なのか?」
これまたいつもと変わらず、事務所のソファーの指定席にちょこんと座る、日本人形のような着物の少女。
言わずと知れた、黒桐幹也にとって大切な少女である両儀式だ。
「私は、ここに魔術を学びに来てるんです。
貴女こそ、用もないのに毎日ここに来て眠ってるだけなんですから、帰ったらどうです?」
「何言ってんだ、俺だって暇じゃない。
用があるから来てるんだ」
「あら、ただ、眠ってるだけの貴女が、ここに一体何の用です?」
小馬鹿にしたような、悠然とした鮮花の余裕は、
「いや、ここには用はないんだけどさ。
幹也に用があるからな」
式のこの言葉で、完全に吹き飛んでしまった。
「兄に何の用があるって言うんです?」
「ちょ、二人とも・・・」
「いや、用があるのは幹也のほうか」
平静を装っているけれど、こめかみの辺りがピクピクしている我が妹を見て、慌てて二人を宥めようとする幹也すらも凍りついた。
「幹也が俺に自分の事を支えて欲しいって言うからさ」
それくらい式の言葉の破壊力は抜群で、まるでこの部屋に流れる時間を
「そ、それって一体どういう・・・」
「どうもこうも無いだろ。
支えるってのは、すぐ傍で二人一緒に歩いていく事だろ?」
「それって、プロポーズ・・・?
兄さん、どういうことです!!!」
「落ち着いて、鮮花。
お前は、凄い勘違いをしてる、落ち着け!」
何故か、火蜥蜴の革で出来た手袋を嵌めて、こちらに凄絶な笑みを向ける妹に慌てて声をかける。
「式も情報はもっと正確に伝えないと駄目じゃないか」
「鮮花が何を勘違いしてるのか知らないけど、幹也が言ったんじゃないか。
『松葉杖の代わりになれ』って」
その言葉に、鮮花がきょとんとした目で、幹也と式の間を行ったり来たりする。
「なんだ、支えるってそういう意味ですか」
安堵の溜息をつく鮮花と、それとは違う種類の安堵の表情を浮かべる幹也。
そんな幹也に少し面白くない表情をする式の表情が、何か思いついたような笑みに変わる。
もし、幹也がそんな彼女の表情を見れば、嬉しさ半分苦悩の表情半分の綺麗なハーフアンドハーフな表情、まさに苦笑の手本な表情を浮かべるだろう。
少し前までの彼女には想像も着かないことだが、式の表情は幹也の贔屓目を通して見ても、ニヤリという悪戯めいたものだったからだ。
「そうそう、だから俺は幹也の傍にいなきゃいけないんだよ。
幹也から『君を一生、
その決して大きくも激しくも無い一言が、それはどちらかと言うと呟くの範疇の静かな言葉が、
雷の衝撃を伴って、黒桐兄妹を貫いた。
「兄さん―――」
本当ですか?と、鮮花が問おうとする前に、答えはわかってしまった。
いつもと変わらない穏やかな微苦笑のなかに、特別な決意の色が浮かんでいたからだ。
「兄さん、きっちり説明してくださいますよね」
いつのまにか、一度外した火蜥蜴の革で出来た手袋を嵌めて、微笑んでいた。
それは、どこからどう見ても深層の令嬢の微笑で、背後に浮かぶ禍々しいプレッシャーが無ければ、
思わず見惚れてしまうほど華やいだ表情だった。
「まったく、鮮花とい藤乃とい、礼園にはろくな奴がいない」
「なんですって!?」
「そういえば式だって、ほんの少しだけど礼園の生徒だったよね?」
ガタッと音をたてて二人が立ち上がる。
話題を転換させようとして、思い切り地雷を踏んだ事は二人の表情から一目瞭然だ。
「わ、わ、わ!
二人とも、落ち着いて・・・」
「ふふふふふ、お前たちを見てると本当に退屈しないな」
所長席から、いつものように意地の悪い笑い声が流れる。
静止する鮮花と式、助かったはずの幹也まで明後日の方に視線を向けていた。
気を取り直すようにナイフを構えなおす式と、それにあわせたかのように右腕を幹也に向ける鮮花。
「二人とも落ち着いてくれってば」
ワタワタと慌てる幹也に、無言の拒絶を返す二人。
「おいおい、お前ら程ほどにしておけよ。
再来週から人形の製作の予定があるんでな、唯一の従業員が再起不能では、誰が発注などのめんどくさい仕事をするんだ」
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たっぷり、10秒間は沈黙が世界を支配する。
プレッシャーに耐えかねた幹也が所長席に視線を一瞬だけ向ける。
眼が合い、慌てて外すがもう遅い。
「ふふふふ、そうか、お前ら。
おかしいとは思ったが、朝から意識的に私を避けていたんだな」
その言葉に式は舌打で、鮮花は溜息で返答すると、不用意に視線を送った幹也に視線を移す。
「ゴメン・・・」
「まあ、幹也には、続けられると思ってなっかたけどな」
「まあ、兄さんには、続けられると思ってませんでしたけどね」
面目なさげな幹也に諦めとも悟りともいえない微妙な苦笑を返し、
後は任せたと言わんばかりに、二人はそれぞれの席に戻った。
任された幹也は、困ったように頬を掻きながら、所長室に眼を向ける。
所長席。
その名が示すとおり、そこはこの『伽藍の洞』のオーナーである蒼崎橙子の席である。
黙っていれば妙齢の、知的でとても美人な女性であるのは間違いない。
実際、幹也と鮮花の従兄弟に当たる大輔などは、何度振られても懲りずにアタックを繰り返しているほどである。
幹也も橙子が美人であると言う事に異論は無い、ただ、この人はちょっと困った性格をしているのが珠に致命傷だたtりする。
悪ふざけトラブルが起きれば騒ぎを大きくし、トラブルが無ければ自ら作り出し結局は騒ぎを起こす困った人だ。
尤も、友人の学人に言わせると、困った美人に惹かれるのは血筋なんだな、と、笑われてしまうわけだが。
あの、先輩との事件の後からは特に鮮花と式を煽って、二人の理不尽な八つ当たりを喰らう幹也の様子まで含めて楽しんでいるのだから本当に性質が悪い。
実は今日幹也が事務所の扉を開きながら、即座に一度扉を閉じ、一度深呼吸をする羽目になったのも、
この所長席に座る人物を見かけたからである。
直視を避けていた相手に意を決して向かい合う。
「すいません、どちら様でしょう?」
もっとも、その理由は、既視感に訴えてきながらも、見たことも無い少女が座っていたからだったわけだが。
怒った様な、憮然としたような表情で睨みつけてくる少女に困惑する。
絹のような黒髪と深い知性を秘めた瞳に吸い込まれそうになる。
尤も、知性だけでなく冷酷さや酷薄さを秘めようともしない瞳は、いつもこの席に座っている女性を思い起こさせる。
「私だ、私、黒桐、わざと惚けてるんだろ?」
くるりと訴えるように身体をむけ抗議してくる。
オレンジ色のピアスが殊更アピールするように揺れていた。
助けを求めて他二人に視線を転ずるが、丁重に無視されてしまって、幹也としては認めたくない着想を披露しないわけには行かなかった。
「信じたくないですし、あってほしくないのですけど、もしかして・・・橙子さんじゃないですよね?」
その言葉に皮肉気に笑う少女。
黙っていればとても美少女なのに、と埒もないことを幹也は考えながら、来るべき衝撃に備えた。
「残念ながらその通りだ、私は蒼崎橙子だ」
「・・・そうですか」
「む、なんだ黒桐。
随分と反応が薄いな」
「そうじゃないかなとは思ってたんで」
3人の、冷静と言うよりは冷淡に属する反応に、少し不満げな顔をする橙子さんに、熱のこもらない反論を返す。
「で、どうしてそんな姿をしてるんですか?」
今日の橙子は、いつものバリッとした隙の無いキャリアウーマン風のスタイルではなく、
まるで教会のシスターの切る礼服のような格好をしている。
「仕方ないだろう、今の身長に合う服はこれしかなかったんだから」
「で、橙子師。どうして今朝は急にそんな事になってるんです?」
任せていては埒が明かないと考えたのか、幹也の横に鮮花が並び質問を師に投げかける。
そう、問題なのは、橙子さんが礼園の制服を着ていることでは無く、何故制服を着ていたと思われる年齢になってしまっているか、だった。
「昨日久しぶりに妹と会ったからな」
軽い溜息と共にそれだけを述懐すると、懐を探る。
どうやら、煙草を探していたようだが、いつもと違う服装だった事に気がついたようだ。
「駄目ですよ」
すばやく、机の上から未開封の煙草の箱を回収し、舌打ちと共に睨みつけてくる橙子に、明確な拒否を突きつける。
「未成年は煙草を吸えません」
「私の何処が未成年だと言うんだ?」
怒気というよりは、苦笑に近い表情で幹也に問いかける橙子に式が呆れたように呟く。
「飽きもせずに相変わらずの一般論ね、黒桐君」
幹也の視線に、自分が思わず声出していた事に気がつき、乱暴に橙子に持っていた手鏡を投げる。
「鏡を見ろよ、未成年」
「なるほど、確かに」
鏡に映る自分の姿は昨日までとはまるで違う。
幹也や式よりも若い、鮮花と比較してもさらに幼い年齢に見える鏡の向うの少女が、人の悪い笑みを浮かべていた。
「で、橙子さん。
妹さんにお会いしたのはわかりましたが、どうしてそんな姿で?」
「だから、昨日妹に会ったからだ」
苛立たしそうに同じことを繰り返す橙子に、幹也は不得要領気味に首を傾げる。
「なんだお前、妹に負けたのか?」
「痛み分だ!」
「橙子師、それで今回の人形は何でそんな意匠を凝らしたんですか?」
揶揄するような式と殺意をもって睨み返す橙子に呆れながらも、鮮花が間に入って諍いを未然に防ぐ。
頼りになる妹は、兄の不思議そうな視線に気がついて、微苦笑を返す。
「おわかりになりませんか、兄さん?」
おわかりになりません、とコクリと頷きを返す幹也に言わせれば、
何で二人はこんな異常事態をあっさり納得できるのかという気持ちが強い。
式にいたっては、興味をなくしたらしく、ソファーに戻ってしまった。
「橙子師は、緊急事態に備えて、ご自分のスペアを用意しているのはご存知ですよね?」
「ああ、知ってるつもりだよ」
尤も、理解は未だに出来ないけどね、と肩を竦める。
幹也としては、小川マンションでの生首の橙子さんと、それを潰された後に、再び橙子さんが自分の前に現れた事件は出来れば思いだしたくない。
「今回も基本的には同じです」
「同じです・・・って、妹さんに殺されたって事?」
「殺されたんじゃない。痛み分けだ!!」
勝敗は兎も角、実の妹と実際殺しあったと言う事事態が幹也には理解できない。
「それにしても、なんだって本当にわざわざそんな姿を?」
「年を気にして、だろ?」
「ちょっと式、いくら事実でももう少しオブラートに包まなければ申し訳ないでしょう」
「ちょっと、二人とも・・・」
「私は、昨日からずっと気が立ってるんだがな・・・」
橙子の表情は、凪の湖のように静かで、声は深海の海のように昏い。
いつも超然としているが、やはり橙子さんも女性なんだな、と幹也は場違いにも思った。
「で、橙子さん、今の姿はいくつのイメージなんですか?」
剣呑な雰囲気を誤魔化すように話題を変える。
「そうだな、確か15,6歳だ」
鏡をみて思う。
この頃は、まだ自分は魔法使いになると信じてた。
いや、そうやって、不安を押し殺していた頃だ。
青子とも仲良くやっていたし、祖父の事を畏れながらも尊敬していた。
「本当でしたら、前と同じく自分と同じ年齢のスペアを用意するんですよね?」
「勿論、これをスペアにしようと思ったわけじゃない。
自分と寸分違わぬ自分を作り出すからこその封印指定だからな。
今回は急だったから、これしかなかったんだ」
そう、スペアして作ったわけではなかった。
冗談、というか、気の迷いでたまたまこれを作ったのは、スペアを創作中に、
正確には、その噂が原因で
無意識に舌打ちをする。
腹立たしいのは、まさか遭遇する事もあるまいとスペアを創作しなかった事か、
それとも、そもそもの感傷か。
「で、どうするんです?
次の機会まで、その姿で過ごされるんですか?」
弟子の声に現実に引き戻される。
「そうもいかない、この身体は完成品とはいえないからな」
「
「
「式、冗談でもそういうこと言っちゃ駄目だ」
「仕方ないだろう、死ななきゃスペアは始動しない。
俺なら、楽に殺してやれるんだから」
「橙子さん、自然に機会が来るまでそのままで居る訳にはいかないんですか?」
悼むような黒桐の視線に、再び苦笑する。
死ぬわけではないとわかっているのに、この男は・・・。
式とは正反対な、同じくらいの優しさに笑みが零れる。
魔術師として、とんでもない堕落だと思う。
荒耶に言われるまでもない、自らだってそう思う。
「この器は完成品とはいえないからな、スペアが完成し次第、乗り換えなければならないな」
「完成品ではないとは、何処が未完成なんですか?」
「完全すぎる故に未完成なのだよ、鮮花」
「・・・なんだか禅問答みたいですね」
優秀な愛弟子が首を捻る。
「見てわからないか?」
その言葉に、鮮花は穴が空くほどに見つめてくる。
黒絹のようなしなやかな髪。
長い睫毛と、黒曜石を磨き上げたような瞳。
朱を挿した様な唇と白皙の頬。
その容姿には非の打ち所が無いように思えた。
程なくして弟子ではなく、従業員が納得がいったと手を叩く。
「わかりました、橙子さん」
「ほう?」
「美少女に作りすぎたんですね」
「ほれ」
応とも否とも言わず写真を投げる。
渡された写真と目の前の少女を何度も往復し、感嘆の息を漏らす。
「そんなに私はかわいいですか?黒桐さん」
写真と同じ、華も恥らうような完璧な笑顔で笑いかけられ、思わず頬が熱くなるのを自覚する。
いつの間に起きだしたのか、鮮花に加え式にまで、足を踏まれ、ドンと、床を踏み抜くような音が二つ重なり、幹也の悲痛が漏れる。
「兄さん!」
「幹也!」
「正解はな、ここだ」
自らの頭を指差す。
納得したように頷く兄に妹が不思議そうな眼を向ける。
「おいおい、鮮花、魔術を志す者が一般人に負けるなよ」
「橙子さん、あんまり魔術は関係ないです」
悔しそうな妹を慮ってか、幹也がフォローを入れる。
「つまりな、鮮花、今の私は乖離しているんだ」
一息ついて煙草を吸おうとして、幹也に没収されている事を思い出し、忌々しげに苦笑する。
それだけでも、一秒でも早く元の身体に戻る理由に値する。
「知りすぎているといってもいいな」
その言葉に納得がいったのか大きく頷き、師の言葉を継ぐ。
「まったく自分と同じ存在を作り出す事が出来る故の奇跡。
故に、その15歳の身体に大人の橙子さんの頭脳は、同等の存在では有り得ないんですね」
「正解」
弟子の理解力の優秀さに満足げに頷く。
「でも、それならスペアを作った後、何もすぐに入れ替わるためにその・・・」
死ぬ必要は無いだろう、という幹也の言葉を否定する。
「それは違うよ、黒桐。
以前、脳だけで生きられるかという話をしたと思うが、それと同じ事だ。
私という人格も、肉体に影響される。
それは周囲の対応や環境の変化などにより、この肉体に長く留まれば、肉体に引きずられて変質してしまう。
次の肉体が完成するまでの期間だけだ」
「・・・そうですか」
幹也の悼むような視線がくすぐったくて、からかってやりたくなる。
「幹也君。
そんなに、昔の私が気に入った?」
意識的に昔の口調に戻す、何もそんなに難しい事じゃない。
眼鏡をかけたと思えば良いだけのことだ。
「い、いえ、そんな事は・・・」
呆れたような反応が返ってくるかと思いきや、予想外の幹也の反応に橙子も意外そうな表情を浮かべる。
「ぬかったわ・・・。
あの橙子さん、幹也の好みのタイプ、直球ど真ん中じゃない」
頭を抱える鮮花に、くだらない、と溜息を返す式にも想像できなかったのだ。
事故のような橙子の若返りが、自分と幹也を巻き込んだ騒動に発展するなんて事は。
魔術師の後書き
はい、前回更新から大変お待たせいたしました。
全然更新してないのに、どうやら毎日300人くらいの人が訪れてくれてたらしく
申し訳ない気持ちで一杯です。
仕事とプライベートとが大変忙しかったのと、
どうにもSS執筆のモチベーションが上がらなくて。
平日基本は出張先のホテル、家に帰ってくれば毎日30分くらいしか空き時間が無く、
それをSSに充てればいいのに何故かシツコク戦国ランスをする自分。
5週もしちゃったw
土日は出張で日本中を移動する皺寄せで、家事か遊びに行ってる始末でして。
でも、ノートを買ったんで、これからはもうちょっと更新できるぞ!
・・・きっと。
ちなみに、今回のはヤング橙子さん篇は、映画『空の境界』+まほ夜発売記念ということで。
前後編、長くても前中後編で終わります。
ちなみに、空の境界SSは初だったりします。
早く続きを書上げたいと思います。
・・・一ヶ月以内が目標で。
PS、タイトルは大昔の少女小説?の還ってきた娘(著:篠原千絵先生)が元ネタだす。
このサイトの客層でで知ってる人居るんだろうか。
篠原千絵先生の作品は、昔ドラマになった闇のパープルアイが有名でしょうか。
男のくせに小学生からこの人のファンだった私(苦笑)
知ってる人居たら是非!