とらハでBOM!!


御神の理(ことわり)


「闘えば勝つ…、それが御神の剣を振るう者の宿命だ!!」

「ふふ…はたしてそう上手く行くかしら?」

「御神は負けん!!いざ…尋常に…勝負!!!」

  

 

 

「負け…ただと…?この俺が?」

敗北…。この2文字は御神の剣士にとって屈辱以外の何物でもない。

恭也の頬を涙が伝う。

「恭也…。何も

ジャンケンに負けたくらいで泣かなくても…」

恭也の側には空の缶ビールの缶が一缶。

「本当に恭ちゃんはお酒弱いね…。」

セクハラ?


「ちょっと…,仁村さん…,やめて下さい」

「な〜に言ってんだ。減るもんじゃないしけちけちすんなよ…。
むしろ増えるかもしんね〜ぞ」

「そ,そういう問題じゃなかとです。」

入浴後

「おっ。どうだ耕介。神咲のエロ声は?萌えた?萌えた?」

「いや別に。」

「そうか、やっぱ神咲には色気がたんね〜か」

「そういうわけじゃなくて,…毎晩聞いてますから」

「……………あっそ」

「こ、こ、耕介さんたら…。何てこと言うんですか?
はずかしかですよ〜。
真雪さん、勘違いしないで下さいね。毎晩じゃないですよ。」

「そうだなちょっとオーバーだったかな?」

月に3日してない日が(オイオイ!)あるじゃないですか」


……ブチッ!!!



「知佳…、こいつらを捨てて来い」

「OK〜]

  

翌日

「あれ〜、真雪さん。耕介さんと、薫さん知りません?」

「アハハハ…あいつらなら今ごろ砂漠でもさまよってるんじゃないか」

「もう。真雪さんたらいっつも冗談ばっかり言うんだから」

……異常に日焼けした二人が寮に帰ってきたのは、一週間後だった。

男の人って・・・


「ねえ、恭也…」

「ん?」

「男の人って…、メイドさんとかに邪まな感情持ったりしない?」

恭也は質問には答えずに、軽く忍の頭を小突いた。

「いった〜い」

「馬鹿者…。俺をなんだと思ってるんだ…」

「ゴメンね、恭也」

  

「まったく…俺はメイド服よりも巫女服ブルマが…。」 

この日、恭也は忍のスリーパーホールドで黄泉の一歩手前まで旅立った。

運命の再会が…


(七瀬エンド後)

俺の目の前にショートカットの女の子が居る。

『何処かで見たような子だな…』

女の子は「んっ」と言わんばかりにリュックの名札を指差している。

名前…?

『七瀬』、と…

「…………まさか…あの七瀬…なのか?」

「うん!!」

女の子は満面の笑みを浮かべて頷く。

『ああ…姿は変わってしまったけど…この面影は…』

「七瀬、家に来るか?」

七瀬はまたこっくりと頷いた。


警官が突然声をかけてくる


「君、その子を離しなさい」

警官は俺を誘拐犯だと思っているらしい…

説明するのも面倒だし、上手く説明できる自身も無い。

「七瀬、逃げるぞ!!」

「うん!!!」



その後、俺は
ロリコン誘拐犯として指名手配された…。

当然か…。

痴漢撃退


(唯子) 「瞳さん…凄いですね。痴漢を倒すなんて」

(真一郎)「ほんとに、唯子なんて驚いてるだけだったのに…」

(瞳)  「そんなことないのよ、怖かったのは私も同じよ…」

(唯子) 「でも、スパーンって、綺麗に投げ飛ばしてたじゃないですか…」

(真一郎)「…でも良く落ち着いて攻撃できましたね。

      普通慌てて動けないんじゃないですか?」

瞳は深い溜息をついて何処か虚ろな目で答えた。

(瞳)  「……二回目だから…」

(真と唯)「……………………え?」


(?)  「ハックション…」

(?)  「誰か噂してるな〜、もしかして俺のファンかな?」

何処かの寮のでかい管理人の一言でした… 

お下がり


 

(さくらと初デートの前日)

「真君、ちゃんとオシャレしていくんだよ〜」

と言って小鳥は電話を切った。

「う〜〜ん…、どんな格好が良いかな…」

迷ったが、俺は結局かわいい服装にした。

白とピンクのストライプのトレーナーと赤いコート、

それに白い
ミニスカート

唯子のお下がりだけどね…。


姿見を確認する

「確かにバランスは良いけど…」

って、そう言う問題じゃね〜だろ!!!

シナリオの壁


 

「よう、相川…。お前って手が早いな…」

「御剣…、そんなんじゃないって…。

ただ、目にゴミが入ったから見てもらってただけだって…」

「はは、どうだかな…」

『くっ、生意気な…。

こうなったらスカートはいて、リボンつけてるいづみを想像してやる…』

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・結構良いかも

「・・・・・・・・・・・お前・・・脳梅毒にでもなったか?」

「何で、俺がそんなマニアックな病気に…と思ったが、そうみたいだ・・・」

「え?」


ルパンダイブ!!

「いづみ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」

「いやん、真一郎様〜〜〜〜〜〜〜(はーと)」

 

「先輩!!!それ、

シナリオ違います!!!!」

次の日から、さくらは口をきいてくれなくなった…

そっくりさん


 

「鷹城さん…私と真一郎って…そんな似てるかな?」

「そっくりですよ…」

「そうかな〜?」

「あ、でも真一郎の方が女の子っぽくて…」

「・・・(ぴくっ)」

「かわいくて…」

「・・・(ぴくぴくっ)」

「お肌や手も綺麗かな…」

「・・・(ぴくぴくぴくっ)」

「あれ、瞳さん…?

どうかしました?」

「どうせ、私なんて…どうせ私なんて…イジイジ…」

そっくりさんU


 

「鷹城さん…私と真一郎って…そんな似てるかな?」

「そっくりですよ…」

「そうかな〜?」

「じゃあなきゃ、あの真一郎が女の子と付合うわけないじゃないですか!」

「え・・・?」

 

 

「ふう〜〜〜、鏡の中の俺、おはよう。

今日も犯罪的なまでの美貌だね…、思わず抱きしめてしまいそうだよ…

ビーナスも、アルテミスもアテナも、
どんな女神でも、きっと俺の美貌を嫉妬せずには居られまい…」

 

 

「あ、おはよう瞳ちゃん!今日も俺にそっくりでかわいいね…」

「真一郎、あなた…

ナルシストかい!!!!」

20の夜


 

「耕介さん、ただいま帰りました」

「お帰り、薫。今日学校でなにか面白い事有ったかい…」

「う〜ん、面白いかはわかりませんが…、
ウチの友達が昨日痴漢を退治したそうです…」

「それは、凄いね…剣道部の子?」

「いえ、護身道部のキャプテンです…」

 

「ゲホッゴホッカハッ…」

「どげんしたとですか?急に咽たりして…」

「いや、別に…しかしその子凄い勇気だね。達人とは言え痴漢相手に…」

「ええ…何でも二度目だったそうでして…」

 

バリーーーーーーーーーンッ



「ほ、本当に大丈夫ですか?耕介さん。今度は急に湯呑を落とすなんて…」

「・・・はははは…何でもないよ…。」

「で、その子が明日、ウチの部屋に泊まりにきます…」

 

 

耕介はその日バイクで

長崎まで旅立った


昔、書いたとらハのショートギャグをまとめてみました
暇つぶしにどうぞ