冬の日は短い。
頼りなく弱々しい日の光は、西の空に近づくにつれ、世界を橙に染めてゆく。

逢魔が時

薄暗い夕暮れ時に、神咲那美は一人道に佇んでいた。
海沿いの海鳴の風は強く、冷たい。
彼女はその風に身を任せるかのように、髪と衣服を風にはためかせていた。

「歴史を変える・・・か」

呟きすらも風に乗り、何処かへと散り散りとなってしまう。
それは、那美がまだ自身の望みに対し、何処か消極的な気持ちでいることの現われかもしれない。

今日、学校で姉である神咲薫に出会った。
憧れだった姉、記憶の姉とは違い、思ったよりも幼く見えた。
それは、当然姉に変化が会ったのではなく、観察者である自分があの頃よりも成長したから、印象が変化したのだと理解している。
ただ、否応無く思い知らされた。

自分が過去の世界にいるのだということを。


世界を構成する色彩は、やがて橙から濃紺へと移る。
彼女の視界の向うから、影がゆっくりと近づいてくる。

在りし日の少年。
身体を壁に預け、引きずるようによろよろと歩く少年が、彼女の横をすれ違う。
佇む彼女には一瞥もくれない。
それも当然、彼は自分で手が一杯であり、見たことも無い、すれ違った誰かをなど、気にも留めない。

逢魔が時が、その名の通り人と魔が邂逅する時間だというのなら、彼女は間違いなく魔に逢った。

濃紺の世界ですれ違った存在、それこそが那美にとっての『魔』。
この魔が彼女に示唆をする。
イブを唆した蛇のように、「禁断の木の実を齧れ」と。

彼は近い将来手酷い傷を負う事になる。
彼女は少年を事故から救いたいのだ。

「何故、間に合ってしまったの・・・?」

彼女が漏らしたのは苦悶と怯えの独白。
未来を変える禁忌を薦める悪魔の誘惑。

そう、間に合わなければ良かったのだ。
過去に戻るにしても、この時期のこの場所でなければ、彼女はこんなにも苦悶はしなかった。




間に合わなければ・・・
何度も彼女は口にする。
そう、――――――――――――――――――魔に逢わなければ、と。


過去と未来の狭間で


山道を軽快に進む耕介のバイクの後ろ。
そこは薫の特等席。
毎日ではないが、多くの日、耕介は理由を作っては薫の学校帰りにバイクで迎えに来てくれていた。
今日も今日とて、耕介からのプレゼントの青いメットをつけて、ダンデムしていた。
耕介の広い背中に、おずおずという言葉の手本のような態度で、手を回しキュッとしがみつく薫。
何回後ろに乗せても慣れる事が無い薫。
恐縮するような言葉と共に、不器用なこの少女の無垢さが愛おしくなる。

だが、今日の薫は少し様子がおかしい。

後部座席の薫の頭、メット越しに軽くノックする。

「薫、いつまで、そうしてるつもり?」

「え?」

「いや、俺としては、いつまででも構わないんだけどさ」


「そ、そのすいません、ちぇっと考え事をしてたもので・・・」

とっくにさざなみ寮の前に着いていたらしいバイクから、慌てて降りる薫に苦笑を返す。

「ん、考え事してたのはわかった、で、何か学校であったの?」

メットを受け取り、空いた手で頭をポンポンと撫でる耕介に、言葉に詰まる。

「ん?言い難いなら無理に言う事ないけど?」

優しい黒い瞳が気遣うように揺れている。
それに薫は引き込まれそうになってしまう。
優しく見守ってくれる瞳は、ただ甘やかすだけではないから、自分を更なる高みに引っ張ってくれる。

「耕介さん、笑わないで聞いてくれますか?」

笑わないで、そう言っているのに彼は笑って頷いてくれる。
優しい耕介の顔から、微笑がはがれる事は滅多にないのだから仕方ないのだろう。


「タイムスリップを信じますか?」

着替える間すらも惜しみ、制服のまま居間のテーブルを差し向かいに囲うなり、薫は切り出した。
自分すら半信半疑、いや疑が七割以上の着想、笑うなと念を押したところで一笑に付せられるかもしれない。

というか、自分が耕介の立場なら、何の冗談だと思うに違いない。

しかし、耕介は笑わない。
耕介だけでなく、薫の横に座る十六夜も真剣に話の続きを促している。

「あの、耕介さん、十六夜もだけど・・・」

何故笑わないのか?と、疑念の視線を向ける。
その不思議そうな視線に、耕介が真剣味を含んだ、けれど優しい微笑を返す。

「薫が嘘を吐く訳ないからさ」

耕介の言葉に、十六夜も小さく同意の頷きを返す。
嬉しさと照れ臭さが混ざったような表情。
そして、二人から逃げるように横を向く。
思わず目尻に溜まった涙をばれないようにそっと拭う。

かつて、嘘つきと罵られた自分。
その自分に100%以上の信頼を示してくれる二人。
照れ臭さと、それを凌駕する嬉しさと愛おしさが、思わず瞳を潤ませた。

「ありがとうございます、ただウチ自身が信じているわけではない着想です。
ですから、二人の意見を聞かせて欲しい」

考えを整理するようにゆっくりと、自分がその着想に至った経緯を提示していく。

数日前の不思議な力の反応
不思議な転校生
いつのまにか鎮魂されていた霊
そして、その転校生と親しげな『神咲那美』という少女。

「薫、貴女、その今日出会ったという那美さんが、あの『那美』だといいたいの?」

十六夜の驚きに頷きを返す。

「十六夜は当然知ってるだろうけど、神咲の苗字はそれほど多くない。
まして鹿児島県内では、ほぼ家の関係者ばかりのはずじゃ」

「それは、そうですが・・・」

「それに、月村さんにしろ高町君にしろ、不可思議な言動が多い。
初めて会ったのに、まるで以前からウチを知っているような、そんな発言も、彼らが未来でウチらに会ってたと考えれば納得がいく」

「ですが・・・」

その突飛な内容に、十六夜は困惑しているのが見て取れる。
状況証拠を挙げた自分ですら、常識が枷となり納得できないのだから当然だ。

「なあ、薫、神咲に、そうだな例えば神鳴流とかにそんな術はあるのか?」

今まで黙って話を聞いていた耕介の質問に薫は首を横に振る。

「ウチが把握している限り、そんな秘術は聞いた事がありません」

耕介がさらに何か言葉を重ねようとすると同時に、玄関のインターフォンが来客を告げる。

「あれ、宅急便かな?ちょっと対応してくるから待っててくれ」

「あ、じゃあウチは今のうちに実家に連絡ば取ってみます」

電話の呼び出し音が響く耳元に、耕介の素っ頓狂な声が掠める。
どうやら、宅急便とかではないらしい。
というか、耕介がややぶっきら棒というか、蓮っ葉な言葉遣いをしている所を見ると、どうやら瞳が遊びに来たようだ。
かつて、二人に何があったのかは知らない。
聞かせてくれようとした耕介に対し、薫自身が断ったからだ。

今の耕介を信じているから、無理して話す必要は無い。
その言葉に嘘は無いけれど、たまに不安に揺れる感情を制御しきれなくなる自分を恥じる。

「はい、神咲ですが・・・」

焦れたような声に現実に返る。
どうやら、無言電話だと思われているのだろう。

「あ、和真か。うちじゃ」

「なんだ、薫姉か、どうかした?」

「いや、那美は元気でやってるか?」

「ああ、元気でやってるよ。変わろうか?」

突然の電話の意図が掴めないのか、和真が訝しみながらも、那美と電話を代わってくれる。

「あ、電話那美ちゃんか」

受話器越しから漏れ聞こえてくる声がひどく弾んでいる。

「しかし、那美ちゃんは本当に薫が好きだよなぁ」

「神咲の兄弟は皆仲が良いですが、那美の薫への憧憬は、傍から見てても微笑ましいくらいで・・・」

眼を細める耕介に、母のような慈愛の微笑を浮かべた十六夜が頷く。

「今年の誕生日なんて、薫が気に入っていて、大切にしていた櫛を貰って大はしゃぎしていましたからね」

「それ、ちょっとわかるな。
私も、お姉ちゃんのお気に入りのリボンとか貰った時、凄い嬉しかったもん」

耕介の後ろから、瞳が賛同の声をあげる。

「・・・じゃ、那美。また冬休みに遊びに来た時に会うのを楽しみにしてるから」

電話を切った薫に向け、瞳が軽く右手を上げる。

「千堂、どげんしたとね?」

不思議そうに首を捻るのも尤もで、今はテスト期間だ。
いくら、瞳が成績優秀でも、単純に遊びに来たとは思えない。

「いや、ちょっと教えて欲しい事があってさ」

「なんだ、お前でもわからないとこあるのか?」

「あははは、そりゃあるけど、だったら耕ちゃんには頼らないよ」

手を左右に大きく振り、大袈裟に否定しながら、ペロッと舌を出して、悪戯っぽい表情でニヤリと笑いかける。
相変わらず、瞳が周りには見せない、有態に言ってしまえば耕介みたいな『特別な人』にしか見えない、
子供っぽい仕草だった。

「っく、悔しいけどそりゃそうだ。
なんだ、じゃあ薫か?愛さんか?まさか、真雪さんか?」

「なんで、『まさか』なのよ。
真雪さん、海鳴大学の学生なんだから、文系教科なら教えてもらえるじゃない」

瞳の言葉に、唸りながらも何ともいえない表情をする耕介に、薫が苦笑を向ける。

「で、千堂。本題は?」

薫の言葉に、瞳の視線が泳ぐ。

「ずばり、高町君の事か」

「え?」

声が上擦った時点で、答えは決まったも同然だった。

「・・・なんで、わかったの?」

「そもそも、本当にテストの事なら電話で済む」

話題の「高町君」を知らない耕介だけが、話について来れずに首を傾げている。

「良かったな」

一人頷く薫に、三者三様の表情と意図を込めて『何が?』と視線を向ける。

「いや、昼食後、御剣さんに任せてよかったなと」

そう、何があったのか、何をしていたのかわからないが、戻ってきた瞳が吹っ切れたような表情だったので安心していたのだ。

「で、高町君て誰だ?」

図星を突かれ言葉に詰まる瞳に代わり、耕介が疑問の声を上げる。

「丁度今話していた、不思議な転校生の、男性の方の事ですよ」

十六夜の言葉に耕介が眼を丸くする。

「丁度話してた・・・って?」

瞳の言葉をごまかし彼女の話の続きを促す。

「それでね、放課後、彼と仕合ったの」

「・・・それはそれは」

恭也を知らず、瞳の実力を良く知っている耕介は、少し同情をしたような苦笑を浮かべている。
昔の道場破りの様子とかを思い出し、軽く身震いしていた。

「恭也君ね、小太刀の二刀流と暗器を使う珍しい流派を使うんだけど、
御剣さんが彼の流派を『御神流』って言ってたんだけど、薫も十六夜さんも知らないかな?」

二人ともはてと首を傾げるが、思考を破るように耕介の驚愕が割り込んだ。

「待て、瞳!いづみちゃんてあのプロの忍者の子だよな?」

みなみちゃんの友人として何度か寮に来た事も有る少女を思い浮かべる。
真雪が、かなりの達人だと評していた闊達な女の子だ。

「お前、何処まで化物に・・・」

「誰が化物よ!!」

スパーンと耕介の頭にスリッパを入れる瞳。

「いや、耕介さん、御剣はただの立会人ですよ」

二人の漫才に苦笑をしながら声をかける。
教室での隙のない所作を見てればわかるが、彼はかなりの達人だ。
いくら瞳といえど、御剣と2対1では分が悪すぎるだろう。

「薫ったら耕ちゃんの影響?夫婦漫才は程ほどにね」

流石に薫にはスリッパは入れないが、瞳は苦笑している。

「私と御剣さんが組んで彼と仕合ったのよ」

その言葉に、耕介と薫は目が点になる。
瞳ほどの達人が、2対1で誰かと組んで戦うというハンディを貰う側になる自体、想定していなかったのだから当然かもしれない。

「しかも負けちゃった、2回も」

声も出ないとはこの事か。
一瞬の沈黙が居間を支配していた。

「・・・本当に、二人掛かりで?」

「そ、しかも完敗」

耕介は恭也を知らず瞳の実力を知っている。
薫は、耕介と違い恭也を達人だと見当をつけていた。
それでも、流石に声が出ない。




「で、そっちは何で恭也君のこと噂していたわけ?」

御剣流については、後で和真と真雪あたりなら何かわかるかもしれないから、確認するという事で話が落ち着いた。

「え、それは、その・・・な?」

「正確に言うと、月村さんと一緒に居る友人の子が引っかかてる」

誤魔化そうとする耕介を制するように薫が口を開く。

「え?月村さんの友人?」

「千堂様、今日昼食の時間にしたお話を覚えていらっしゃいますでしょうか?」

「えーと、薫が知らない間に鎮魂が行われていたって話ですか?」

「はい、その際千堂様が仰ったお言葉は?」

少し考える素振りをした後に瞳が手を打った。

「そうだ、思い出した。
薫の妹の名前を聞いた時から引っかかってたんだけど、私最近那美って名前を聞いたんだ」

「いや、お前、それ何の関係が有る・・・」

「千堂、それ、何処で聞いた?」

話の筋から脱線して一人納得する瞳に、苦言を呈そうとする耕介を制して、薫が身を乗り出した。

「確か、鷹城さんや小鳥ちゃんと一緒に、日曜日に会ったのよ」

「その時、妙な違和感とか感じんかったか?」

「え?違和感?」

「例えば、一方的に自分の事を知っているかのような違和感」

恭也が稀に自分に見せる言葉にし難い違和感を思い出し、真剣に瞳を見つめる。

「そういえば、初対面なのに、凄く自然に「瞳さん」て声をかけられたのよね」

でも、それがどうしたのよ?と問いかける瞳に薫が真剣な口調で言葉を返す。

「うちも今日月村さんと話してたら、鷹城さんたちに会った。
その時、一緒に居た月村さんの友人だという女の子の名前が那美。
『神咲那美』だと、言っとった」


今日何度目かの沈黙の幕が下りる。

「薫、冗談が上手くなったわね」

そう言って笑う瞳も、薫の真剣な瞳に頬が引き攣る。

「あんたまさか・・・本当にその『那美』って子が実の妹だと?」

その問いに首を横に振るう。

「正直、うちも俄かには信じられん、ただの同姓同名かもしれん。
でも、符号が合いすぎてる。
あの日不思議な霊気を感じてからこっち、あの3人を中心に違和感が広がっとる。
鹿児島出身じゃと彼女もいっとったが、鹿児島に神咲の苗字は決して多くはないし、ほとんどが家の関係者ばかりのはずなのに・・・」

「薫には悪いけど、流石に突飛過ぎると思うわ」

「・・・そう、じゃな・・・」

「あ・・」

瞳の心に萌芽した疑念。

『何故、生年月日を彼は言えないのか?』

隠す意味なんてないはずの個人情報。
けれど、彼が未来から来たのなら・・・

「・・・馬鹿ね」

冷めた紅茶に口をつけ、溜息をつく。
それで、重い心は多少は軽くなった。

「タイムスリップ」または「神隠し」

そんな馬鹿なと思いながらも否定しきれない。
理性は必死で否定するのに、その仮想が胸の中に蟠る。










さざなみ寮からの帰り道、耕介の運転するバイクの後ろで揺られながら空を見上げた。

懐かしい感触。
まだ、長崎にいた頃、よくこうして彼の背中にしがみ付いていた。
あの頃の彼は今と違って荒れていたけど、自分が後ろに乗っているときだけは、とても安全運転だったことを覚えている。

結局、破局を迎えた恋。
懐かしい感触は、今は自分の親友の指定席で、自分はただ借りているだけ。

その恋に引きずられているうちに、好意を寄せていた後輩は、可愛い彼女を見つけてしまった。

でも、後輩に向けた感情は、今とは違う物。
こんなにも胸が張り裂けそうな痛みは他に知らない。

降って来そうな星空。

「ん?耕ちゃんどうしたの?」

月守台の展望台で不意にバイクを停めた、『幼馴染』に声をかける。

「ん?ちょっと懐かしかったからさ」

照れ笑いと共に暖かい紅茶の缶ジュースを投げて寄越す。

「懐かしかったって?」

同じ事を思い出していたことが嬉しくて、わざと彼の口から言葉にさせたくなった。

「瞳を後ろに乗せてさ、二人でこうして星を見に行ったな、って」

「そうだね」

顔が熱くなる、瞳が潤む。
同じ事を思い出してた。
彼が幼馴染ではなく、昔の『恋人』だった彼と重なる。
けれど、きっと、彼は瞳の変化に気がつかない。

「良かったよ」

赤い顔と瞳に気がつかずに、目の前の『彼氏』は嬉しそうに微笑んでいた。

「何が?」



恐らく瞳はこの時の会話を、彼の表情を仕草を、一生忘れる事ができない。
それは、心の奥底に、深く深く刻み込まれた、優しい苛虐。



「また昔みたいに、瞳とこうしていられるようになってさ」



心の底からの言葉。
喜びと優しさに満ち溢れた弾丸が彼女を打ち抜く。

耕介は、既に二人の思い出の記憶を、過去として整理しているのが痛いほどに伝わった。
『彼女』である瞳は、既に過去にしか存在しない。
彼の今と未来に、『彼女』である瞳は存在していない。

わかってる、わかってた。
今の耕介と未来を共にするのは薫なんだって。

でも、一瞬夢を見てしまったから。
過去から連なる今と未来を幻視してしまったから。

瞳の中では、耕介は今でも『彼氏』になりうる存在だったという事を。
振り切れない、抜け出せない。
今も、槙原耕介を過去に出来ていない。


その後、どんな表情で彼と向き合い、どんな会話をしたか憶えていない。
思い出したくも無い。

自嘲の笑みが、誰も居ない暗い部屋で形作られる。
記憶を消せるなら今日の事を消して欲しい。

「いっそ会わなければ・・・」

記憶ではなく、過去の事実を消したい。
自分の思考に自嘲の陰りが一層濃くなる。

「馬鹿みたい、過去を無かった事にしたい・・・なんて」

埒もないことを思う自分。

『過去に戻る』

滲む視界の向うに浮かぶミステリアスな誰かを心に抱いて、少女は眠りに落ちていった。


艦長の戯言

約2ヶ月ぶり。
予定より少々ペースが落ちましたが、
年内の最低限の目標である、過去と未来の狭間での更新は何とかできました。

クリスマスに間に合わせて、皆様にクリスマスプレゼントにでもなれば幸いと思ってましたので。

年内にがんばって後一回更新できれば、と思ってますができるかなー。


とらハは恐らく年内最後です。
今後続けるかは、前から言ってるように、年明け早々に結論を出したいと思います。

感想をよろしくお願いいたします。
やっぱ、励ましが多いと嬉しいですし。

個人的には、導入部分の那美のパートが、言葉遊びや構成も含めてけっこう満足度が高いんですが
こういうのって大概書き手の自己満足だったりしますからねぇ。

もし、次回があればようやく唯子ぱーとの予定です。