神々の黄昏


《天才再び》

静寂に包まれた森の中、静かに対峙する二つの影。

「久しぶりだね」

その親しげな口調には不釣合いな、重厚な造りの日本刀を右腕に握っている。

「3年ぶりくらいですかね」

応える男は、背に二本の小太刀を背負っていた。

「そうか、前に仕合ってから、もうそんなに経つのか」

「そうですね、あの時は俺が勝たせてもらいましたよ」

口調とは裏腹に、周りの空気がビリビリと緊張感を孕んでいく。

「対戦成績は3勝3敗、互角だからね」

雲間から零れた月光が、刀身を鈍く輝かせた。
その輝きは、男が持つものが、鋼を鍛えた真剣であることを雄弁に語っている。

「じゃあ、そろそろ始めようか」

そう言って長身の男は、何処か楽しそうな表情のまま、ゆっくりと刀を構えた。
その構えは、彼の流派独特のもので、刀を右肩に背負うように大きく傾けた物だった。

向かい合う男もまた、何も言わず静かに二本の小太刀を抜くと、両翼を広げた鳥のような構えを取った。






突然、ギィィンという、鋼が鋼を打つ高い音が、静寂を切り裂くように響く。

打ち下ろした男の剣は、まさに豪剣。
あらゆる物を打ち砕く鬼人の一撃。
それを迎え撃つは、閃光のような両刀。
音よりも速い疾風の小太刀。

先ほど二人が対峙していた間、ほぼ等距離の所でギリギリと刃を切り結ぶ二人。

「耕介さん」

「なんだい?」

両者ともに、僅かでも力を抜けば致命傷を負いかねない状況。
それにも関わらず、交わされる言葉は穏やかだ。

「先ほどの言葉ですが、訂正させてもらいます」

その言葉に不思議そうな顔をする。

「俺の2勝3敗です」

「君もしつこいねぇ」

耕介はその言葉に苦笑する。

「俺は初戦あの夜は勝ったと思ってませんから」

そう言うと、恭也は不敵に笑い呟いた。

「だから、今晩でイーブンにして見せます」

恭也がはったりを言うような男でないことは、耕介も十分承知している。

「面白いね。じゃあ、お互いウォーミングアップはここまでにしようか」



その言葉を引き金に、一度距離を取るかのように大きく離れた二人の剣士。

二人の間に流れる空気が明らかに変わったのが、傍から見ている少女達にもわかった。

肌に突き刺さるような威圧感。
空気が質量をもったかのような圧迫感。
そして、息がつまるような焦燥感。



静寂の中響き続ける鋼の楽曲。
そしてそれを追うように、咲いては散り行く火花。


「は、はやい・・・」

思わず呟いたのは果たして静香か、紫苑か。
目の前で繰り広げられる闘いは想像の範疇を超えていた。


激しい斬り合いから一転、飛針を放ち距離を取る恭也。
耕介も幾度かの闘いを経て、気配を遮断した恭也の動きは、十六夜でも無いと察知できないと知っていた。
すぐさま、自分もできる限り気配を殺し、自らの背に木を背負い、神経を研ぎ澄ませる。
風の流れも、僅かな衣摩れの音も、今の耕介には手に取るように感じられる。
そんな耕介にすら察知されることなく、闇にその身を溶かし背後に立つ恭也。
あとは、鋼糸を放つだけ、それだけでこの死闘は終わるはずだった。

この攻撃は避けられない。
少女達がそう考えるのも無理のないことだった。
それほど恭也の一連の動きは完璧な物だった。

しかも、恭也が用いたのは肉眼には映らない0番鋼糸。
にもかかわらず耕介は、微妙な空気の流れの変化から避けてみせた。
いや、正確には避けたのではない、恭也が鋼糸を手放すのと同時に、背後の樹木ごと薙ぎ払ったのだ。
それは、本来有り得る事ではない。
刀で、それもたった一振りの斬撃で、樹木をまるで大根のように切断したのだ。
練りに練り、研ぎ澄まされた耕介の楓陣刃。
そして、その爆発的な霊力に呼応して、鋭さを増していく破魔刀『月蝕』。
その二つが揃って初めて可能となる奇跡の一撃。
そして、その耕介の一撃を何とか受けた恭也に迫るは追の太刀。
横薙ぎから逆袈裟に変化したそれに、左の小太刀を叩きつける。
それは、斧に木の枝で立ち向かうのに等しい行為。
粉々に砕ける左の小太刀。
あとは恭也の無防備な身体を追の太刀が斬り付ける。
思わず紫苑は眼をそらした。
しかし、静香の目は信じられない物を見たかのように見開いている。
恐る恐る眼を開いた紫苑も思わず両目を擦って確認してしまった。
絶体絶命の一撃を受けたはずの父が、僅かに傷を左手に負ってはいたが、ほぼ無傷で耕介の背後に立っていたのだ。








「御神の剣士で、最高の剣士は間違いなく美由希だが、最強の剣士は恭也だろうね」

静香は、祖母の言葉を思い出し、納得するしかなかった。

母の剣は知っている、その剣はまさに疾風の剣。
修練に修練を重ねて作り上げられた、一切の無駄を省かれた綺麗な剣だった。
常に最善の手で、無駄なく最速の速さで敵を討つ。
それは、基本からコツコツと丹念に組み上げられた、芸術品のような完成された剣だ。

ところが、目の前の自分の叔父に当たる人物の剣は違う。
無論、男女の筋力の差ある、それは、速度にしろ、剣腕にしろ、少なからず差をもって表れるだろう。
しかし、そんな問題は瑣末だ。
恭也の剣は根本から違うのだ。
積み上げられた鍛錬を土台にした、閃きの剣。

今の攻防にしてもそうだ。
耕介が放った逆袈裟の一撃を、何故か左の剣で捌きにいった。
何故、右から迫る剣に、右ではなく、敢えて遠い方の左手で捌きにいったか。
身体を半回転させて左の刀を振るう、その際の遠心力を利用して耕介に飛び膝蹴りを当てにいったのだ。
ピンチをチャンスに変える発想、土壇場の直感力。

「恭ちゃんはね、闘いの天才なんだよ」

かつての母の言葉はこれを指していたのだろう。




静香が同じ御神の剣士として恭也に瞳を奪われているように、紫苑もまた耕介の剣に惹きつけられずには居られなかった。

耕介さんが使う剣は間違いなく神咲一灯流。
威力が、速度が、動きが、経験が、そう何もかもが自分とはレベルが違う。
けれど、間違いなく、基本は同じ流派の剣だった。
神咲の剣で御神の剣と、それも裏の世界では『闘神』とも謳われている父と互角以上に渡り合っているのだ。

今日、耕介に初めて会った時の第一印象は『よく笑う人』だった。
寮の人たちにからかわれて。
母や父をからかって。
料理が上手で。
よく気が利き、話好きで、そして優しい。
佇まいからして武人という雰囲気の父とは、ある意味対極に居るような人だと思ってた。

目の前で大好きな、尊敬する、最強だと信じて止まない父、高町恭也が負け越していると自ら認めても、そんなにすごい人だとはどうしても信じられなかった。
いや、今現在、父を圧倒する姿を見てもまだ、夢ではないかと思わず頬を抓る。

「痛い」

と言う事は、夢ではないらしい。
ならば、あれも現実だと受け入れるしかない。

未だ未熟な自分にもわかる。
耕介の持つ刀。
あれは、異常だ。
持ち主を呪うかのように貪欲に霊気を喰らい続けている。
自分では、あれを握って5分と立っていられないだろう。

昨日、自分は静香に敗れた。
そして、かつて一灯流の当代だった母もまた美由希に敗れた。
一灯流は御神の剣には及ばないのではないか。
心に巣食ったそんな疑念は、目の前で音を立てて崩れさった。
槙原耕介は高町恭也を紙一重だが、確かに圧している。

「紫苑、今から俺は耕介さんと仕合う。見にくるといい」

初めて父の剣が見れる、この日をどれだけ待っていたことか。
にもかかわらず、耕介の剣から眼が離せない。









少女達がそれぞれ息を呑み見守る中で、二人の剣士は必殺の剣を振るい続ける。
ともに世界で5指に入る実力の持ち主同士の闘いだ。
すでに、時間にして20分が過ぎた。
交わした刃は千ではきかない。
恭也は懐から最後の小太刀を出し構えた。
顔といわず、体といわず、全身に付けられ傷は身体を濡らす。
何度か使った神速の影響でこめかみが割れそうに痛む。

「耕介さん、決着をつけましょう」

軽くステップを刻む。
右膝は痛まない。
当然だ、もはや、右膝は完治して久しい。
それは、背水の陣をひいた時の恭也の癖だった。

「良いのかい?あと少し逃げ回れば君の勝ちだよ」

言葉とは裏腹に、一瞬でも背を向ければ、背後から一刀両断に斬り捨てると感じさせるほどの殺気を込めた瞳で、恭也を射抜く。
恭也と違い、傷はほとんど見えない。
ただ、水を浴びたように全身が汗に濡れている。
激しく乱れている呼吸を整えるように精神を集中していく。
立ち上る黄金の霊気は、霊力がほとんど無い静香にすら視認出切るほどに高密度に高められていた。




左右の小太刀を納刀して、極端な前傾姿勢を取った。

『あれは、薙旋・・・』

静香が見るところ、手数、そして速度は恭也が勝っている。
一瞬四斬の薙旋、『速度』という自分の強みを最大限に活かしきる作戦に思えた。
問題はどこまでその戦意が保つかということ。
致命傷は避けているとはいえ、夥しい出血は確実に恭也の体力を奪っていく。

対峙する耕介は、神咲一灯流独特の例の構えで迎え撃つ。
辺りには、これまでの打ち合いで幾度も耕介が切り倒した木々が散らばっている。
禍々しささえ覚える、恐るべき威力を秘めた刀と霊力。
木々など、耕介には何の障害にもなりはしない。
しかし、果たして今の状態でそれだけの剣が振るえるだろうか。
考えられないほどの霊力を誇る耕介の霊力が、底を尽きかけているのが紫苑にもわかる。



まるで獲物を狙う肉食獣のように、全身の筋肉から力を省き、飛び掛かる一瞬に全てをかける恭也。
あれほど高められた霊気を、完全にその身に留め、全霊力の開放に備える耕介。

両者ともに限界は近い、故に構えを取ったまま微動だにせず勝機を窺っていた。

呼吸も忘れるような緊張感。
見守る少女達にも汗が伝う。
時間の感覚が狂う、一秒が永遠にも感じられる。
星が瞬くのを忘れ、風が流れるのを止め、空気すらも凍りついたような静寂の世界。


期せずして少女が、互いに対峙した相手に眼を移した瞬間のことだ。

静寂は文字通り音を立てて崩れ堕ちた。


『御神流 奥義の歩法 神速』
「神気発勝」


「き、消えた!?」

はじめて見る神速に驚愕の声を上げる紫苑。

「嘘!?」

我が目を疑う静香。
耕介から、いや、耕介の刀から溢れる眩い光。
開放を詠われた磨き上げられた黄金の霊力は、周り全てを圧して余りある程の力強さだ。





ゼリーのような空気を掻き分け飛針を放つ。
神速の世界の中で意識をさらに切り替え、対象に全ての感覚を集約する。
二重に重ねられた、極めた神速の世界で耕介に迫る。
もはや、視界は極端に狭くなり耕介しか見えない。
ますます重さと密度を増した空気は、まるで全身に枷を付けられたまま放り込まれた水底のよう。
耕介が剣を振るっている。
恐らく飛針を払ったのだろう。
耕介の刀、破魔刀『月蝕』は長剣だ。
振り払ったあとに隙ができる、それが狙いだった。
飛針とほぼ同時に、刹那のタイムラグにあわせて懐に飛び込む。
そして、極めた神速の世界・・・・・・・・で斬撃を放つ。
かつて最速を誇る薙旋すら完全に封じられた相手だ、しかし、極めた神速の世界で放つ閃光の一撃なら完全に自分が速い、その確信が恭也にはあった。

『問題は・・・・・・』

自らの考えに蓋をして、神速の世界から抜けることなく、最速の一撃を放った。







耕介は迫り来る飛針を、軽く振るった刀の風圧だけで薙ぎ払う。
飛針と時間差で迫る恭也。

「なにっ!神速から抜けてこない!?」

神速からの薙旋、それは恭也が、最も得意とする攻撃パターンであり、最速の攻撃である事は耕介も百も承知していた。
しかし、神速の世界にいようと、結界内なら気配くらいなら察することができる。
鹿児島での夜と同じように、抜け出たところを真っ向から斬って棄てる、その予想を裏切られた。
かつて、神速も薙旋も破った耕介でも、極めた神速の世界での斬撃など体験したこともない。

「これが・・・闘う前の恭也君の自信の根拠か!!」

戦慄する、ただでさえ極めた神速は視認すらできない速度なのだ。
その世界で放たれた一撃は、認識もできず自分を貫くだろう。

ゴクリと、唾を飲み込む。


     「俺なんかよりも、きっと強くなれる素質を持った男です…。」


かつての自分の言葉が脳裏に浮かぶ。


『いや、俺もそう簡単に負けてやれない』


ならば、どうするか。
耕介が選んだのは単純だった、それは、威力で勝る自らの剣で神速ごと打ち破るのみ。
相討ち覚悟で放たれた楓華疾光断の光が世界を白く染めていく。
遠くから見守る二人の少女には、まるで、花弁が風に流れるように光の華が広がっていくように見えた。


その様子を恭也はスローモーションの世界で見ていた。

「っく、やはり・・・」

先ほど危惧した問題が現実の物となった、耕介の破壊力は尋常じゃない。
ゆっくりと迫る黄金の刀身をかわし、何とか一撃を突きこむも・・・

「駄目だ、間に合わない」

岩を砕き、大地を穿つその一撃だ。
喰らえば消滅するのはもちろん、強力な霊気の塊である花弁は刀身を放れ、周囲に光と破壊を巻き起こす。

「っく!!」

そのまま、吹き飛ばされ思いっきり木の幹に叩きつけられる。
耕介の渾身の一撃は、直撃を避け僅かに余波を喰らっただけにもかかわらず、叩きつけられた木を圧し折るほどの威力だった。
恭也の息がつまる、そのまま飛びそうな意識を必死につなぎ止める。

「賭けは俺の勝ちみたいだね」

全てを出し尽くしたのか、大きく肩で息をする耕介。
左肩から流れる鮮血が、その白い式服を赤く染めている。

「二重の神速からの一撃か、普通なら俺が今頃君に切り伏せられてる所だろうね」

恭也がよろよろと立ち上がる。

「驚いたよ、支配した神速よりもさらに上のレベルに至るなんて・・・。
そして、良かったよ、斬り合いの時、敢えて木々を撒き散らしておいて。
横たわる木や地面に転がる破片、迫出された枝、その全てが君の速度を僅かでも鈍らしてくれた」

「なるほど・・・、飛針と同時・・・に突っ込む事で、耕介さんに楓華・・・疾光断を使わせ・・・ないつもりだったのに、紙一重の速度差は、障害物・・・か」

「そう、俺としても、最も厄介な神速を、僅かでも鈍らせようという苦肉の策だったんだけどね。
俺の剛剣には、あの程度の木々なんて障害にはならないからさ」



今にもその場に倒れそうな恭也。
恭也に駆け寄ろうとする静香の手を、紫苑が後ろから引き止めた。

「紫苑ちゃん、手を離して!!
叔父さん、傷だらけじゃない。すぐに手当てしないと」

「まだ・・・パパは負けてないよ」

「お父さんの負けを信じたくないのはわかるけど、このままじゃ叔父さん死んじゃうよ」

御神の剣士、それも母も祖母も最強と認める剣士の敗北。
静香自身も悔しさのあまり唇を噛む。
対照的に、静かに恭也を見守っている紫苑。

「耕介さんの最後に使った技は、神咲一灯流奥義 封神・楓華疾光断。
耕介さんの奥義の威力はさ、物凄いよね」

光が霧散し、開かれた視界に映るは何もかも飲み込んだ破壊の爪痕。
耕介の剣により穿たれた大地を見れば、改めてその威力が理解できる。

「だったら、尚更早く手当てしないと!」

「パパがさ、あの技を直撃で受けてたらきっと、立ち上がれてないと思う。
だから、ああやって、耕介さんに向かって近づく意味がきっとあるんだよ」

その言葉を肯定するかのように朦朧とし、覚束無い歩みながら一歩ずつ耕介に近づく。

耕介は、そんな恭也の牛歩の歩みに対し、体中の霊気を出しつくしたのか、微動だにせず、ただ棒立ちのまま立ち尽くしていた。
肩の傷を治療することもなくピクリとも動かない。



やがて、恭也は耕介の背後を取った。
それは、紫苑や静香は愚か、愛や桃子ですら押せば倒せそうな、弱々しい動き。

「俺の・・・勝ち・・・ですね」

「ああ、俺の負けだ」

負けを認めた瞬間、耕介の身体が糸の切れた人形のようにガクンと崩れた。




「すまないが二人とも、肩を貸してくれないか」

予想外、と言うよりも理解しがたい結末のためにしばし呆然としていた二人は、耕介の声で正気に戻った。
恭也に紫苑、耕介に静香が肩を貸そうとする。
そんな静香を手で制止し、肩の傷を手で押さえながらも、耕介は自分の足でしっかり立ち上がった。

「いや、俺は平気だよ。それよりも紫苑ちゃん一人では大変だから、手伝ってあげてよ」

それは不思議な状態だった。
耕介の攻撃で、二人に肩を借りなければ歩けない恭也が勝者で、肩に傷を負いふらついているとはいえ、一人で歩いている耕介が敗者なのだ。
この様子だけ見れば、いや、間近でずっと見続けていた二人にもわけがわからない。





極めた神速とは、耕介の使う刀は一体・・・。

聞きたい事はたくさんある。
一人の剣士として、同じ流派を学ぶ後進として、多くの可能性とたくさんのことを学び取った。
しかし、それ以上に言葉にできない何かが有った。
目の前で繰り広げられた二人の殺し合い、少なくとも、必殺の剣を繰り広げ続けていたのは間違いない。
あの時の二人は、父として、幼馴染の親として知っている二人とは別人の、そう、まるで鮮血を求め邂逅した二匹の修羅のように見えた。
故に少女達は何も聞けず、そして何も言わずさざなみ寮へと歩くだけだった。
















『ククククク、見つけた。おまえこそ相応しい・・・』






闇の中、鳴動するそれは、地獄のような暗く凶々しい呟きのようにも聞こえた。



魔術師の戯言

・・・元旦に仕上げる気だったのに間に合わなかった。
いや、戦闘物書くのえらい久しぶりだったんで何回も書いては直し書いては直してたら時間がかかって。
しかも、前に更新したの7月だし(汗。
約半年振りかよ。

本当にお待たせしております。

『過去と未来』はどうなった!?って方。
すいません、もうちょっと待っててね。
それではできれば感想などいただけると嬉しいです。

ちょっとわかりづらいかもしれないんで補足。

まず、根本として恭也と耕介は、第二部『非日常の中の日常』最終章で闘ってます。
破魔刀『月蝕』や、『薙旋』破り、『結界』などはこの時出てきます。
『極めた神速』については第一部『修羅の邂逅』終章で解説してます。

追伸
恭也の怪我、右膝じゃん。
指摘いただいてありがとうございます。
バカすぎる・・・(号泣